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本日こんなニュースが出ていました。
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岐阜県高山市で発見された５点の卵殻化石が鳥類に近い獣脚類恐竜のものである可能性が高いことを筑波大などの研究チームが突き止め、日本古生物学会で３日、発表した。白亜紀前期の地層から見つかり、日本最古とみられる。恐竜の進化の過程や当時の生態を探る上で貴重な資料になるという。
卵殻化石は、最大１・７センチ、厚さ約０・５ミリで、同市荘川町にある約１億３千万年前（白亜紀前期）の手取（てとり）層群で発見された。化石断面を顕微鏡で観察した結果、トロオドン科や同科に近縁の恐竜の卵に特徴的な縦筋模様が見られた。化石の形状から、実際の卵は幅約４・５センチ、長さ約９センチ、卵を産んだ親恐竜は全長１・５メートル程度と推定されるという。
トロオドン科は鳥類に近く、最大４メートルほどの小・中型の羽毛恐竜で、二足歩行し、後ろ脚に大きな鍵爪を持つ。白亜紀前期のアジアで出現し、北半球で繁栄したと考えられている。
同地域では昭和６３年以降、地元の化石愛好家らが計９点の卵殻化石を発見。個人所蔵物として地元役場で保管されていたものを、研究者らが詳しく調べたところ、５点が恐竜の卵殻化石であることが判明した。
恐竜の卵殻化石はこれまで岐阜や石川、福井など計５県で発見されており、今回の標本は最古となる。トロオドン科の可能性がある卵殻化石は兵庫県丹波市でも見つかっている。
研究チームの高津翔平・岐阜県博物館主任学芸員は「見つかった地層はアジア全体としてもかなり古い年代。日本でのトロオドン科の進化史に迫る標本だ」と話している。
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恐竜といえば福井県が有名ですが、やはりすぐ近くともいえる岐阜県飛騨地方でも出るんですね。
1億3千万年前の福井〜岐阜にかけては、きっと温暖で食べ物も豊富にあり恐竜にとって最適な場所だったんでしょうね。
夢が広がる話題でした。
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