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「大学に行ったこともないし、同級生の顔も知らない。せっかく勉強して合格したのに…」
「大学に行きたい、対面で授業が受けたい。普通の大学生活がしたい」
「大学には一度も行けず、同級生の顔も知らず、一人部屋で画面に向き合いオンライン授業を受ける日々」
「小中高も会社も再開してるのにどうして大学は始まらないの？」
「旅行には行ってもいいのに大学に行ってはいけないの？」
「消えるのは授業日数と変わらない学費」
今年9月にはSNS上でこのような話題が多くみられました。
その通りなんです。
小中高も学校は再開し、お店も再開。
Go to キャンペーンでは政府が旅行を推奨（←もちろん感染予防の条件付きですが）し。
でも大学生だけはずっとリモート授業のまま。
特に新1年生、とりわけ下宿（一人暮らし）の子ははかわいそうです。
やっと念願の大学に合格したのに、誰も友人の居ない離れた土地で毎日毎日、部屋でパソコンに向かっての授業だけ。画面の中に同級生はいても一度もあったことのない人達。
なぜ、「大学だけ」がいつまでも対面授業を続けていたのでしょうか？
一言でいえば、大学ほど感染リスクの高い場所はないからだそうです。
数百人、数千人以上の学生が広範囲から通学し、100人以上が一斉に「密」な状態で大教室に集まり、かつキャンパス内で頻繁に移動が起こり大勢とすれ違う、更に学食などでも大勢が食事をし、互いにお話をし、授業後にはそれぞれが部活やサークル、アルバイトと様々な場所へ移動する。そんな場所は大学以外に存在しない。
現にアメリカでは再開後の大学で大規模な感染がいくつか起きているそうです。
しかし10月より、地域差はあるもののようやく多くの大学でも対面授業が開始され始めました。
十分な感染症対策を行ったうえでの再開かと思います。
コロナは怖い、これもわかります。
しかし恐れているだけですべてを止めてしまっていけません。
ワクチンも特効薬も今のところありません。
しかし予防対策を行った上での再開は歓迎するべきものだと思っています。
2020.10.02 |
0120−233−443